はじめまして。峰岸です。ここは、投資や副業の勧誘について届いた相談に、私が手紙の返事の形で答えている場所です。私は証券、保険、投資用不動産。金融商品を「売る側」を25年やってきました。自慢できる経歴じゃありません。ただね、買う側の正解は分からなくても、売る側が何を考えてその言葉を選んでいるかなら、だいたい分かるんです。口癖のようで恐縮ですが——売る側の理屈で読むと、こうなる。そういう話を淡々と書いています。
儲かる話の紹介は一切しません。元営業マンの勧める儲け話なんて、一番信用しちゃいけない部類でしょう。逆に、特定の業者を名指しで「詐欺だ」と断定することもしません。届いた相談の中身を、仕組みとして読み解くだけです。
峰岸 修新着の回答
- 相談No.41(受付 2026年5月28日/回答 2026.6.8) 母が「年利18%の私募債」の説明会に通い詰めています——グローバルブリッジファンドの件 相談の要旨:70代の母親が「年利18%・元本保証」とうたう私募債の説明会に入れ込み、200万円分を購入済み。利息は止まりかけているのに買い増しを考えている(50代女性・パート勤務)。 → 返事: 止める材料、あります。私の感想じゃなく、当局の公表という形で。
- 相談No.38(受付 5月19日/回答 2026年5月30日・6/5追記) スマホ広告の「ポイ活で月10万」に登録したら、有料プランの案内が進んでいきます——「100万ポイ活 投資の秘密」の件 相談の要旨:Instagram広告から無料動画に登録したら、LINEで「サポートプラン」の案内と個別説明会への誘いが進んでいく。まだ払っていない(20代男性・会社員)。 → 返事: 説明会には行かない。無料動画は商品じゃなく選別装置です。払う前に送ってくれたのは、本当に偉い。
- 相談No.34(受付 2026.5.7/回答 5月17日) 「AIの自動売買で勝率90%超」と電話で言われ、借入まで勧められました——AIフロンティアの件 相談の要旨:Instagram広告から数千円のマニュアルを買ったら、電話で20万〜200万円のプランを案内され、消費者金融での借入まで示唆された(30代男性)。 → 返事: 借入を勧められた時点で、答えは出ています。LINEは無視で結構。
- 相談No.27(受付 4月20日/回答 2026年4月29日) 「タモリさん推薦」の投資広告に登録してしまいました——Ronevaki(ロネバキ)の件 相談の要旨:有名人の写真と推薦コメントが載った投資広告に名前と電話番号を登録。「マネージャー」を名乗る人物から、入金を勧める電話が毎日来る(60代男性)。 → 返事: まだ払っていないなら間に合います。電話をかけてくる側の手元に何があるか、という話。
- 相談No.19(受付 2026年3月末/回答 4月6日・追記あり) 「ボウリングに行こう」と誘われ、深夜まで勧誘されて契約してしまいました——株式会社STONESの件 相談の要旨:友人にボウリングと言われて呼び出され、深夜0時過ぎまで勧誘されて約50万円の契約をしてしまった。辞められるか(20代女性)。 → 返事: 辞められます。ただし期限は20日。同じ状況の方は、私の自己紹介より先にこれを。
これまでの回答の一覧へ(番号が飛んでいるのは、掲載許可をいただけた相談だけを載せているためです)
相談の出し方
当室の相談受付は、公式LINEのトークに一本化しています。以前はメールでも受けていたのですが、私一人では捌けなくなったので、窓口をひとつにしました。形式張った文章でなくて構いません。「誰に・何を・いくらと言われているか」が分かれば十分です。
- 下のボタンから公式LINEを友だち追加する
- トークに相談を送る(長文歓迎。スクリーンショットの添付も助かります)
- 掲載させていただく場合のみ、こちらから掲載可否の確認をお送りします
- 個人が特定されないよう要約・伏せ字にした上で、当ページに返事を掲載します
先に正直に申し上げておきます。すべての相談に返信はできません。また、私は「売る側がどう考えるか」を書くだけで、個別の投資助言(買え・売れ・解約しろの類)はしません。それでもよければ、どうぞ。緊急の被害については、私などより先に警察相談専用電話(#9110)か消費者ホットライン(188)へ。
峰岸からの一言
今月の机の上から
最近届く相談を読んでいて思うのは、手口が新しくなったのではなく、道具が新しくなっただけだ、ということです。私が新人の頃に支店で配られた電話営業の台本と、いまSNS広告の先で送られてくるLINEの文面は、骨格がほとんど同じです。先に小さな貸しを作る、限定だと言う、断る理由を先回りして潰す。お弁当の出る説明会も、有名人の顔を借りた広告も、人を急がせて考えさせない技術という意味では同じ畑の作物です。道具がはがきから電話、電話からアプリに変わっただけで、その技術は30年変わっていません。だから対策も変わりません。急がされたら、降りる。それだけで大半は防げます。
峰岸 修更新履歴
- 2026.6.8相談No.41への返事を掲載しました。当局の警告が公表されている案件です。
- 6/5No.38の返事に追記。相談者の方から「説明会に行かずに退会できました」と報告をいただきました。よかった。
- 2026年5月30日相談No.38への返事を掲載。
- 5.17No.34掲載。借入を勧められた、という相談は読むたびに腹が立ちます。ご容赦を。
- 2026.4月末No.27掲載。同時期、同じ広告に関する相談が3通届いていました。
- 4/6No.19掲載。期限のある手続きの話なので、受付から最短で返事を書きました。
- 2026.2.10相談窓口をメールからLINEに一本化しました。